仕事のない人
語弊を恐れずにいえば、仕事のない人は1番キツいと思う。
ここでいう仕事のない人=会社でやることがない人。
働かないのか働けないのか
与えられた仕事が少ない。
そもそも割り振られる仕事がない。それはスキルが足りないとか、人間的に問題があるとか。
そんな人が職場にいる。理由はさておき仕事がない。
働きたいのか、働きたくないのか?
仕事だけはあったのに
その人は前の職場で、業務に忙殺されていたのを知っている。
たしかに忙しいんだけど、生産性のない業務に追われ続けている。
仕事の成果は本当に少なくて、クオリティも低い。長いだけで会社に残っている人の典型だ。
当時はこの人のことがとても苦手だった。高い給料を貰ってて、成果も出さなくて、仕事の責任も僕の方が重い。
でも仕事はたくさんあった。
求められないつらさ
その人はいま、同じ職場で働いている。
誰でもできる仕事を少しやって、あとは事務所に居場所がなくて休憩室で休んでいる。
今日その人が休憩室で過ごしているのを見たときに、
なんで仕事してないんだろう、と思った。同時に、
「必要とされないつらさ」があるのではないかと感じた。
役職定年もとうに済んでいて、くびにさえならなければOK。昇格も昇進も夢も希望もなく、取引先とのかかわりもない。何を楽しみに会社に来ているのかな。
自分がもしその立場だったら、非常につらい。どのように接したらいいのだろう。
管理職になったら
今の会社を続けるにせよ、転職するにせよ、こういった人種は少なからず存在していて、付き合っていかなければならない。30代、40代になって、人を率いるときに、年齢性別関係なく、分け隔てなく、フラットに会話ができてみんなに居場所がある、そんな職場が作れるだろうか?
その人のことをスキルだけで評価するのは酷だ。いいところもたくさんあるし。
仕事ができる、できないの差だけで人を判断するのはあまりにも軽薄だから、そういった考えは持たないようにしたい。
自分本位で生きる
行動には必ず原因があってのことだ。
なんでそんな選択をしたのか。意図を読み取ってコミュニケーションをとりたい。
自分自身の行動も同様で、選択の連続のなかでより納得のいく答えに近づけるように
人は気にせず、自分を大事に生きていきたい。