読んだ本の紹介【リーダーシップの旅: 見えないものを見る】
日曜日に資格試験を受けた。
資格試験を受けて思うのは、「学び」への意欲に年齢は関係ないということだ。
試験会場には老若男女が居て、皆それぞれの目的があるのだろう。
社会人になると、勉強ということから離れてしまいがちだが、改めて勉強し続けていきたいと思った。
継続は力なり、今日も本を読んで寝よう。
本日の本「リーダーシップの旅: 見えないものを見る」野田智義 金井壽宏
リーダーシップとは
振り返ればついてくる人がいる。
対照的な言葉として、マネジメントがある
マネジメントは見える結果を軸に人を動かす。
どちらにも、存在するもの
それは本書ではフォロワーと呼ばれる。マネージャーにも、リーダーにもついてくる人がいる。リーダーの支援者と、マネージャーの支援者はどう違う?
それは共感をもとに、共振的に目標に向かって進むかどうか。
マネジメントも悪いことではなくて、当然必要なことなのは言うまでもない。
共有という言葉
本書では、共有・共振・共感など
ともに何かをする ことがリーダーシップへの旅の大一歩と論じている。
英語にすればシンクロナイズ。
目的を共有し、目的に向かう理由を共感させ、その人の思いを教師音的に増幅させていくことで小さな成功=Small Winsに導く。
小さな成功はやがてそれぞれのモチベーションとなり、自発的に行動するようになる。
また、リーダーシップが発揮されることが期待される状況で、自ずとリーダーのような立ち振る舞いができるようになる。このことをEmergent Leaderと評している。
リスクをとるということ
人生は選択の連続であるということは、さまざまなところで言われている。
朝起きてから寝るまで、ずーーーっと何かを選択している。
私は毎日
英単語を50単語学習する
腕立て伏せを30回する
何かしらのインプットをする
ことをマイルールとしているが
これらをルールとするのも自分、破るも自分。
選択の結果が積み重ねとなり、人生となっていくのだと思う。
その人生を豊かにできるかどうかは日々の選択にかかっている。
もちろんリスクもあって、選択したことに対して巻き戻しはできない。
準備はしてしかるべきなのだが、準備にかまけて、リスクを言い訳にしてチャンスを逃してしまうことが一番の機会損失だと思う。
そして次の選択をするときには、前の(後ろの)選択への扉を閉じなければいけない、と述べられている。
まさにいう通りで、進むためには後ろを振り向いてもいいけど、すでにそちらに続く道は閉ざされていることを理解しなければならない。
そしてリーダーはその道のりを理解し、支援していく必要がある。
まとめ
リーダーとなるにはまず自分自身をLeadする。その行動、思想が周囲の共感を呼び、共働を生み出し、フォロワーの心のなかで共振し、よりおおきな成果へとつながる。
リーダーたるものきちんとしていなさい、といった杓子定規な考え方は気に食わないが、この理論であれば、自身の成長のために実践したい。